5バルブスワップに必要なパーツは外し終わりました。今回は4バルブを降ろして分解していて気づいた事を書き留めてみます。
途中で折れてしまったボルトが2本。そうです、アレです。エンジン後端にある、ヒーターとバイパスパイプに送り込む温水を取り出しているウォーターブロックの取り付けボルトです。マスターブックにも「折れやすい」と書かれていましたが、まさにその通りでした。
エンジン内部は真っ赤に錆びてしまっています。いくら冷却水の減りが激しいからと言って、水ばかり補充しているとこうなります。冷却水の減りが早くなったと感じた時点ですぐに原因を究明してできるだけ早く対策を取るべきでした。
サーモスタットとサーモハウジングカバーです。サーモには古くなったエンジンオイルらしき匂いの油脂がびっしりとこびりついています。冷却水路のあちこちにも、乳化した油脂がこびりついていました。オイルも減る、冷却水も減るという現象の原因は、恐らくヘッドガスケットが老朽化した事でオイルと冷却水が混じるようになってしまったのではないかと考えています。
オルタネータは、ハチロク用よりも容量の大きいAE111用を使いたいのですが、コネクタの形状が異なるのでそのまま流用はできません。そこで、AE111用のオルタネータをベースにして、ハチロク用からブラシとレギュレータ―を外して移植しました。上の写真がAE111用(70A)、下がハチロク用(60A)。品番がわかるように写真を撮ったつもりだったんですが、ハチロク用は全然読めませんねw。ハチロク用はディーラーでリビルド品に交換後、2万kmほど走ったものです。オルタネータの換装作業についてはこちらをご覧下さい。
⇒オルタネータをAE111用に換装する
次回からしばらくの間は、5バルブ側の作業が続きます。