補機類のパーツの洗浄

オイルポンプを分解、洗浄、組み付けまでやっちゃいます。

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電動インパクトにプラスドライバー(No.3)のビットを装着して皿ネジを外そうとしたのですが、間違えてNo.2のビットで回してしまい、ものの見事にネジ頭をなめてしまいました。あまりにも初歩的なミスです。この部分は5本の皿ネジで平らな板で蓋をするような構造になっているので、万が一このようにネジ頭をなめてしまっても、他の4本がちゃんと外れれば何とかなります。プラスチックハンマー等で蓋ごとネジを緩める方向に回せれば外せます。代わりの皿ネジ(M4×15mm)はホームセンターで普通に売ってます。

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余談ですが、車の整備ではプラスドライバーはNo.1からNo.3まで3種類揃えておいた方がいいです。特にNo.3のネジはNo.2のドライバーで回せない事もないのですが、大抵は強いトルクで締めてあるのでNo.2で緩めようとするとなめる可能性が高いです。
 参考リンク:プラスドライバーの規格 :工具の規格

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メタルクリーンの溶液で浸け置きしてみたのですが、本体の外側は表面が一部腐食してしまっていてあまり綺麗になりませんでした。こういうのはサンドブラストしないと綺麗にならないと思いますが、うちにはないので我慢します。いつかは欲しいですね。

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綺麗になったので、注油しながら組み立てていきます。

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この後、蓋をインパクトドライバーで締めつけてオイルポンプは終了です。

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リアオイルシールリテーナは、洗ってシールを交換するだけです。オイルポンプと一緒にメタルクリーン溶液に浸けておきました。厚みがないのでシールが外しにくいのですが、上の写真のようにコンテナの隅を使ってマイナスドライバーをシールの裏にあてがってハンマーで2~3発殴れば簡単に外れてくれました。

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残ったメタルクリーン溶液にその他の小さなものを浸け置きし、ブラシで擦って水洗い、そして乾燥。残りの部品は組み付け時にその都度洗浄することにします。

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次回から、洗浄した部品を組み立てていきます。
 

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"補機類のパーツの洗浄" への2件のコメント

  1. 初めまして。
    エンジンスタンド用オイルパン(オイル受け)を検索していたら何故か(?)こちらにたどり着きました。
    現在私も4AGのOH中です(4Vヘッド+5Vブロックですが、、、)
    今は色々研磨中なのですが、組みつけの時に参考にさせて頂きます。
    リアルタイムで4AGの情報をアップしている人がなかなか居ない中、お互いに頑張りましょう!!

  2. 63様
    コメントありがとうございます。
    エンジンスタンドに載せた状態で安定して使えるオイル受けをお探しなのでしょうか。
    僕も分解時にはかなりの廃油を地面にぶちまけてしまいました。
    エンジンスタンドの足の上にオイル受けを置いても安定しませんからね。
    僕の解決策は、エンジンスタンドの周りにコンクリートブロックを立てて、
    その上に大きめのコンテナを置いてオイルを受けるというものです。
    「シリンダーブロックの洗浄と塗装」という記事にて同様の写真をご覧頂けます。
    実際の作業では、ほぼエンジンを組み終わっているのですが、
    なかなか記事を書く時間がなくて困っています。
    組み付け時には、ブログ「AE86に永く乗りましょう」をご覧になられる事をお勧めします。
    うちなんかより、よっぽど役に立ちます(笑)
    お互い、がんばりましょう♪

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