この辺りからは、エンジンが動くかどうかに大きく関わる記事が続きます。重ねて申し上げますが、このブログの記事を参考にして頂けるのはとても嬉しいのですが、実際に作業を行われる際はあくまで自己責任にて行って下さい。作業が原因となって故障や部品、工具類の破損を生じたとしても、ブログ主は一切の責を負いません。あらかじめご了承下さい。
※同じ5バルブでも、AE111とAE101では4スロまわりの配管に違いがあるようです。このブログではAE111を扱っているので、あらかじめご承知置き下さい。
5バルブ4A-Gは、4バルブに比べて負圧で制御している箇所が少ないです。5バルブのECUで制御するのであれば、バキュームの処理はそれほど難しくありません。
4スロの下部には、バキュームやフューエルリターン等のパイピングが1つのブラケットにまとめられています。このパイピングは水廻りキットやバルクヘッドと干渉するのでブラケットごと外してしまいます。パイピングは外しますが、白い矢印で示した2つのアイテムは残す必要があります。
ダッシュポッドにくっついているバルブです。このバルブは、パイピングを経由して・・・・
このバルブに繋がっています。パイピングを外したら、この2つをホースで繋げておきます。
もう一つのダークブルーのパーツはキャニスターパージ用のVSVです。こいつはパイピングを経由して4スロ上部のここに繋がっています。この写真は、どことどこが繋がっているかがわかりやすいように仮に繋げたものです。VSVはパイピングを外した後に元の位置にボルトで固定して、長いホースで繋げておきます。
ちょっと小さい写真でわかりにくいかもですが、上記2つのアイテムの配管になります。VSVのもう一方のホースは、エンジン搭載後にチャコールキャニスタに繋げます。この写真のホースの長さでは全然届きません。水廻りキットを組みつけた状態でエンジンルームに載せてしまうと、このVSVの辺りはかなり手が入りにくくなります。あらかじめ長めのホースをVSVに繋げておいた方がいいかもしれません。
4スロの1番シリンダー側のアップです。①がバキュームセンサーに繋がるホース、②がマスターバックの負圧を取るパイプ、③がフューエルリターンです。①については、バキュームセンサーをエンジンルーム内のどこかに固定して、そいつと繋ぎます。②は取り外して4番シリンダー側の同じ位置にあるパイプ(4スロ下のパイピングと繋がっています)と入れ替えてマスターバックとホースで接続します。1番側は代わりに短いボルトを調達して塞いでしまいます。
移設するマスターバックの負圧を取るパイプです。位置決め用と思われる突起部があるのですが、移設後の位置では邪魔になるのでサンダーでガリガリ削りました。 この後、気休め程度の錆止めとして耐熱シルバーで塗装しておきました。
移設後の4番シリンダー側です。①をマスターバックと接続します。②はISCVのホースです。アイドルアップの要なので、確実に接続します。③の黄色いキャップで塞いであるバキュームの取り出し口は、パワステ用のアイドルアップを制御するためのものです。パワステ無しであれば、塞いでおけばいいと思います。
後日追記:
ブログ主のハチロクはパワステ有りですが、上記③のバキュームは塞いだままです。日常の走行には特に問題は起きていません。ここを正しく配管するとしたら、エアクリを通った後のエアをどこかから取り出してベーンポンプから突き出している2本のパイプの一方に接続し、もう一方と③を接続すればOKです。
はじめまして、楽しそうですね。
凸凹商会HP移転しました。
ブログはこちらです。よかったら見てください。
http://minkara.carview.co.jp/userid/579730/profile/
この辺の配管や配線は、結構悩みながら繋げて言った記憶があります。
このようにきちんとまとめてもらえるとこれから載せ換えする人は助かりますね。
私はバキュームセンサやマスターバックなどは接続しましたしISCVも生かしてますが、最終的にはいろいろ殺してしまった所も多いような気がします。
>凸凹太郎様
コメントありがとうございます。
そして、一方的にリンクさせて頂いているにも関わらず、
わざわざ移転のお知らせまでして頂き、本当にありがとうございます。
私がこうやって5バルブスワップのブログが書けているのは、
凸凹商会さんをはじめとする大勢の先達がネット上に有意義な情報を
残してくださっているからに他なりません。
本当に感謝しております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
>じーてぃー様
まだエンジンが動いていないので、これが本当に正解なのかどうかは
実は闇の中なのかもしれません。もし、お気づきの点がありましたら
是非ツッコんでくださいませ。