組み付け編の初回は、バルブの擦り合わせです。擦り合わせに必要なアイテム達です。すべてストレートで購入しました。
タコ棒は大きさが何種類かありますが、4A-Gしかやらないなら一番小さいサイズ1本買えばOKです。
粗目のコンパウンドをバルブの淵にちょっとつけて
タコ棒の先にバルブを吸着させて柄の部分を錐で穴を開けるように両手をすり合わせ、時々叩きつけながら回します。
粗目で20バルブ、細目で20バルブ。なかなか根気の要る作業ですが、ざらざら音がなくなって擦り合わせ面が綺麗になるのが嬉しくて、結構楽しい作業でした。
バルブやシリンダーヘッドに付着したコンパウンドを丁寧に拭きあげたら、光明丹で擦り合わせ面を確認します。全くの余談ですが、こんなにたくさん要りませんよね、これ(笑
エンジンオイルで粉末を溶いてバルブの淵に薄く塗り、バルブをシリンダーヘッドに叩きこみます。一旦バルブを綺麗に拭きあげたら再度叩きこんで、シリンダーヘッドに残っている光明丹がバルブに移るのを確かめます。バルブ側の光明丹の幅を計測して、基準値内であることを確認します。
擦り合わせ、完了です。