5バルブスワップの難関の一つが点火系の処理です。ブログ主は、SP-TECさんのデスビ移設キットを採用して純正CPUで制御させることにしました。いろいろ検討した結果、一番お財布に優しい方法を選びました。点火系についていろいろ調べた内容は、追って別項にて詳述します。
キットに含まれる全てのパーツです。付属の取説には特に番号とか振られていませんでしたが、説明がややこしくなるので番号を付けてみました。取説が行方不明になってしまったのでパーツの名前もブログ主が勝手に名付けてます。
- デスビカバー
- デスビ取付ブラケット
- カムプーリー固定用ボルト
- デスビ駆動用コネクタ
- ブラケット取付用ボルト(小)
- ⑤用ワッシャ―
- ブラケット取付用ボルト(大)
- ⑦用ワッシャ―
- 廻り止めピン
デスビを分解します。デスキャップ、ローター、クランク角センサーの3つに分けます。
クランク角センサー部分に、①のデスビカバーを取り付けます。
EX側のカムシャフトの後端部です。溝が切ってありますが、よく見ると少しオフセットされています。
クランク角センサー部のカムシャフトの溝にはまる部分です。双方がオフセットされている事で、取付角度が決まるというわけです。
溝に合うようにクランク角センサー部を差し込んでカムキャップで固定します。
④のコネクタには小さな穴がたくさんあいています。この穴いずれかに⑨のピンを差し込み、突き出たピンをカムプーリーの溝に差し込むようにしてコネクタをカムプーリーに③のボルトで固定します。まだ角度が決まっていないので、ガッチリ締め付けなくてもOKです。
この状態で一度②のブラケットを取り付けます。1番シリンダーが上死点にある事を確認し、コネクタのオス六角とブラケットのメス六角を合わせてブラケットを⑤~⑨のボルトとワッシャ―で仮止めします。
ところが、キットに付属している⑤のボルト(M6×20)が若干短いです。ボルトの首下の長さからブラケットとワッシャ―の厚さを引くと5mm足らずしか突き出ておらず、ボルトにしっかりとトルクをかけることができません。ブログ主は、ホームセンターで買ってきたM6×25のボルトとワッシャ―(写真上)で取り付けました。
つづく・・・
デスビカバーが、かなり凝った形状をしていますが、ヒーターホースとのクリアランスを取る為ですかね。
デスビカバーとヒーターホースのクリアランスは、エンジンが動くことも考えると結構ギリギリです。
エンジン載せる時に、ヒーターコアにぶつけない様、気を付けた方が良いです。
ヒーターコアの交換はかなり大変でした。
じーてぃー師匠
コメントありがとうございます。
デスビカバー、形状は凝ってるんですが、クリアランスに貢献できるか
どうかは正直微妙なところですね。
バルクヘッド周りのクリアランスは確かに厳しそうです。
念のためにミッションブラケットにスペーサーを入れて、
クリアランスを確保しようとは思っています。
アドバイス、ありがとうございました。