ハチロクから4バルブ4A-Gを降ろす(3)

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分解の際に抜いたバキュームホース類は、写真のようにどこに繋がっていたかがわかるようにしておきました。きっと後で役に立つはずです。 いよいよ、エンジンを降ろします。 ミッションがなかなか抜けませんが、エンジンの角度を変えて揺すれば抜けてくれます。 どこにもぶつけないよう、注意深くエンジンを上げていきます。 はい、抜けました。お疲れ様でした。抜けた時にミッションが落ちないよう、ミッ …

ハチロクから4バルブ4A-Gを降ろす(2)

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このブログの冒頭で『いろんなものがいろんなところから漏れている』と書いたわけですが、最も酷いのがここですね。4番シリンダーのあたりが激しくオイルで滲んでいます。 エンジンマウントのボルトは、こんな感じで首振りラチェットを使えば割と楽に緩められます。 ヒーターバルブのホースを抜く時にパイプが折れてしまいました。ここだけでなく、水廻りのホース類はどれも激しく固着しているので、慎重に …

ハチロクから4バルブ4A-Gを降ろす(1)

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5バルブ4A-Gのオーバーホールに予想以上に時間がかかったので、随分長い前フリになってしまいました。いよいよ、今回から5バルブスワップの本編に突入です。 まず、4バルブ4A-Gをハチロクから降ろします。降ろす前に記念写真です。今まで25年間、お疲れ様でしたって感じです。8年前に入手した時からこんな感じで、エンジンルーム内はほとんど手を入れていません。アーシングを追加したのと、ホ …

カムシャフト周りの仕上げ

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前回書き忘れましたが、エンジン前端の2つ(吸気側、排気側)のカムキャップの取付の際は、オイル漏れを防ぐために必ず液体ガスケットを整備書指定の位置に塗ってから取り付けましょう。但し、塗りすぎるとはみ出してオイルの通り道を塞いでしまうので注意が必要です。 カムシャフトオイルシールです。5バルブ4A-Gは吸気側と排気側のパーツが異なるので、発注の際は気をつけましょう。カムシャフトとの …

カムシャフトの組み付けとバルブクリアランスの測定

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分解の際に、バルブリフターやシムがバラバラになってしまったので、とりあえず適当に組み付けていきます。本来は、分解前の状態に戻すのが正解なので、分解の際はリフターとシムがどのバルブについていたのかが後で分かるようにバラします。 (何故バラバラになったかは 『シリンダーヘッドの分解』 へ) 注油しながらインナーシムを乗せて・・・ 注油しながらバルブリフターを乗せて・・・ 名前がわか …