エアコンのレトロフィットに挑戦

過去に何度か申し上げていますが、このブログで紹介した作業手順を参考にして頂けるのはとても嬉しいのですが、実際に作業を行われる際は、あくまで自己責任にて行って下さい。作業が原因となって故障や部品の破損を生じたとしても、ブログ主は一切の責を負いません。

今回のエアコン周りの作業については知見が乏しかったので、ご近所(というかお隣さん)の整備士さんのアドバイスを受けながら2年前に実施したものです。その後ガス漏れもなく快適なエアコン有りライフを過ごせていますが、今回の作業内容については「こんな手順でやるのねー」程度の参考に留めて頂けると幸いです。


うちのハチロクはずいぶん以前からエアコンの効きがよくありませんでした。R12互換のエアコンガスをちまちま補充してやり過ごしていましたが、5バルブに載せ換える前年ぐらいからガスを補充しても1ヶ月もしないうちに全然効かなくなっていました。前回車検を通した後、割とわかりやすい箇所で漏れている事がわかったので、修理ついでにレトロフィットにチャレンジしてみました。

今回の作業に備えて調達したものです。レトロフィットキット(ヤフオク)、R134aガス、R134a用コンプレッサーオイル、R134aガス対応のOリング詰め合わせ(Amazon)です。

交換前のリキッドタンクです。矢印の箇所にコンプレッサーオイルの滲みがあるので、ここでガスが漏れているようです。

リキッドタンクはブラケットのこの部分をマイナスドライバー等でこじってやると外れます。

リキッドタンクを外してみるとOリングがへたりきってました。こいつらをキットに付属しているOリングと交換します。

新しいリキッドタンクを装着します。「IN」と書かれている方が運転席側になります。

ガスを充填するプラグから虫ゴムを外し、R134a用のプラグをねじ込みます。

コンデンサーの前にある方が高圧(H)

バルクヘッド近くにある方が低圧(L)

コンプレッサーを外し、できるだけ綺麗に。コンプレッサー内に残っているオイルを排出してR134a用のオイルを充填しました。高圧側、低圧側に生えているパイプを根元から外し、準備していたOリング詰め合わせの中からサイズの合うものを選んで交換します。他にも、エンジンルーム内のエアコン配管の接続部分を外せるだけ外してOリングを交換しました。

マニホールドゲージ真空ポンプを接続して、真空引きとガスチャージを行います。

真空引き中・・・

ガスチャージ中・・・

真空引きやガスチャージについては、ネット上に詳しい解説や動画がたくさん公開されているので、是非そちらも参考にしてみて下さい。

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