ハーネス(配線)の処理(1)

ハーネス処理は、ブログ主が5バルブスワップで最も苦しんだポイントです。違う車のエンジンを載せようとしているわけですから難しいのは当たり前です。何より、どちらかと言えば電気系には弱いブログ主w。それでも目標はハチロク上で5バルブ4A-Gが普通に動いている状態です。ダイアグノーシスもちゃんと機能させたいです。
正直なところ、スワップの仕様、ハチロクの前期後期と装備、載せるエンジンとECU等の組み合わせによって解が異なるので、こういうブログで多くの読者にとって参考になる記事を書くのは無理だと思っています。
というわけで、この項に関しては以下のような仕様についてのめちゃくちゃ限定的な情報であることをあらかじめお断りしておきます。

クルマ AE86前期型(トレノ2ドア GT-APEX パワステ オートエアコン)
エンジン AE111後期6MT
ECU AE111後期6MT用純正
点火方式 AE111純正デスビ+純正イグニッションコイル+純正イグナイタ
スワップキット SP-TEC製デスビ移設キット

とはいえ、他の仕様でのスワップにも参考になる部分はいろいろあると思うので、何回かに分けてできるだけ詳しく書いていきます。


準備したもの:

  • ハチロクの配線図と修理書(クルマに合わせて前期・後期を選ぶ)
  • AE111の配線図と修理書(3世代あるうちからエンジンに合わせて選ぶ)
  • テスター
  • ハンダごてとハンダ ←ハンダ付けはご法度とのご指摘を受けました
  • 熱収縮パイプ
  • ビニールテープ
  • 結束テープ
  • コルゲートチューブ
  • ギボシ等の配線用端子
  • 配線延長用のケーブル(同じ太さで異なる色を何色か用意すると便利)

ハチロクとエンジンの年式に合った配線図と修理書は必須でしょう。年式によって、配線の色やコネクタの形状が異なるので注意が必要です。ブログ主は、当初準備したAE111の配線図が異なる年式のものだったので見事にハマりましたw。
以下の記事は配線図や修理書を参照しながらお読み下さい。ブログ主はメモやら注釈を遠慮無く書き込めるよう、必要な部分をコピーして使いました。
SP-TECさんやアネックスさんのデスビ移設キットを使用する事により、5バルブの純正ECUによるエンジン制御が可能になります。ブログ主はSP-TECさんのデスビ移設キットを採用しました。このケースでのハーネスの処理は、5バルブのエンジンハーネスをハチロクのボンネット内に合うように延長したものが主体となり、ハチロクのセンサー部分やイグニッション電源、インジェクタ電源、メーターパネルやエアコンの配線等を組み合わせていく感じになります。

8-9-01.jpg

AE111のエンジンハーネスから不要なものを取り去っていきます。複数の系統の配線を束ねている部分は、ほぼ全て剥き出しにしました。再利用できそうなコルゲートチューブは残しておきましたが、結局殆どのコルゲートチューブはこの機会に新品を交換しました。

8-9-03.jpg

センサー部分の被覆以外がほぼ剥き出しになった状態です。この後、カプラーの形状や配線の色を配線図と照らし合わせてそれぞれが何なのかを確認し、各々のカプラーにタグを付けて名前を記入しておきました。

6-1-04.jpg

ハチロクのエンジンハーネスです。助手席側のECUからの配線が殆どですが、前期型なのでバルクヘッド中央あたりに大きなカプラーがあり、運転席側から伸びる配線と接続されるようになっています。前期型の場合、スワップ後も使用するのは、主にこの運転席側からの配線になります。

8-9-02.jpg

不要なものを取り去ったハチロクのエンジンハーネスです。ハチロクのハーネスをバラす時は、バルクヘッドを通り抜ける部分についているグロメットの位置が後からわかるようにしておく事をオススメします。写真ではちょっとわかりにくいですが、残した配線は以下の通りです。

 
アイテム
配線の色
接続先
AE111配線に関係ないもの ワイパーモーター 青のペア
ウォッシャーモーター 青のペア
水温センサー 黄-緑
油圧センサー 黄-青
バックアップスイッチ 赤のペア
AE111配線に関わるもの セルモーター 黒-白 分岐してECUのSTAへ
EFI電源 黒-赤 ダイアグB+他
インジェクター電源 各インジェクタ
イグナイター電源 黒-オレンジ イグナイタ
排気温センサー 黄緑-白 ダイアグCCO
排気温センサーのアース ECU配線の茶色ケーブル
フューエルポンプチェック 緑-赤 ダイアグFC

※2010/12/19更新

8-9-04.jpg

バルクヘッド中央のコネクタです。右に伸びている赤いコードがミッションに繋がるバックアップスイッチの配線。その上のストライプの入った黄色いのが水温センサーと油圧センサーです。水温センサーは水廻りキットのサーモブロックに移設したので、長さを詰めました。前期型では、セルモーターやイグナイタ電源、EFI電源の配線もセンサー類と一緒にインマニ側に向かい、シリンダーヘッドをまたぐようにしてイグナイタやセルモーター、フュージブルリンクに接続されていますが、ブログ主はこの3本をエンジンルームの助手席側に通すことにしました。黒いビニールテープが巻かれている黄色い配線がインジェクタ―の電源です。こいつを4本に分岐させて4スロの4本のインジェクタ―に繋ぎます。

8-9-05.jpg

※2010/12/19更新
ハチロクのエンジンハーネス、室内側コネクタのうちの1つです。このスケルトン調の黄色いコネクタはエンジンスワップ後も必要なので残します。右端の青系の配線がウォッシャーとワイパー、黒がEFI電源、緑に赤のストライプがダイアグのFC、黄緑がダイアグのCCO、茶色はAE111ハーネスの茶色配線(アースにあたります)に繋げます。
ここまで出来たハチロクのエンジンハーネスを実際のエンジンルームレイアウトに合わせて結束テープで要所要所を仮止め程度でよいのでまとめておきます。こうしておけばAE111のエンジンハーネスを合体させる時に長さの基準になります。
つづく…
 

FacebookTwitterGoogle+Line

"ハーネス(配線)の処理(1)" への2件のコメント

  1. 早速のハーネス記事すごく参考になります!
    俺の86乗せ変えも主さんとまったく同じ条件下なのでとても助かります。
    次回の記事楽しみにしてます!!がんばってくださいね!
    俺もまけてられん。。

  2. >ハチトレさん
    コメントありがとうございます。
    同じ条件ということなので、参考になれば幸いです。
    がんばってチャレンジしてみてください。
    エンジンがかかった時の感動はなかなかのモンですよ♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*